解体工事を行うときに注意しなければいけないことは?
先日愛知県で一人暮らしをしていた祖父がなくなり、一人息子である父が、祖父が住んでいた家を遺産相続することになりました。 葬式で愛知に行って、久しぶりに祖父が住んでいた家の中にも入りましたが、築年数が相当経っていて、周りには新しい家がどんどん建っている状況だったので、父とも話し合って四十九日が過ぎたら早めに建物を解体して更地にして売却しようということになりました。 そこで解体工事業者と不動産業者を探しているところなのですが、不動産会社には知り合いがいるのですが、愛知の解体工事業者に当てはなく、できるだけ安く工事を請け負ってもらえる業者さんをネットで検索して貴社を見つけました。 見積りをお願いする前に、家の解体工事を行うときに注意しなければいけないことがあれば教えて欲しいです。 はじめてのことなので、分かりやすい説明をよろしくお願いいたします。 |
近隣住宅への配慮が必要です。
建物の解体工事には、必ず騒音が伴いますし、廃棄物の処理も必要となり、ゴミや埃も広範囲に散ることになりますので、法令を遵守することはもちろん、近隣住宅への配慮が不可欠となります。 解体した建物や基礎などに使用されていた部材などは、産業廃棄物として法律に従ってしっかり処分しなければいけませんので、安いだけで依頼先を決めてはいけません。 近隣との付き合いがないからといって、挨拶もしないで工事をはじめると、大変な事態を招いてしまうこともあります。 実際に、きちんと挨拶をしないで工事を進めて、クレームを付けられることは良くあることで、隣接した場所に老朽化した家がある場合は、工事の影響で家に亀裂などが入って、損害賠償事件に発展したケースも確認されています。 そのようなことが起きないように、信頼できる解体工事業者を選択することと、近隣住宅への挨拶も含めた配慮をできる業者を選ぶことが大切です。 |